コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

比良 ひら

2件 の用語解説(比良の意味・用語解説を検索)

世界大百科事典 第2版の解説

ひら【比良】

歌枕。滋賀県滋賀郡志賀町と大津市堅田との境,琵琶湖の西岸にそって南北に連なる比良山地中の高峰群。主峰は武奈ヶ嶽(ぶながたけ)(1214m)。山容雄大で修験道の行場である。〈比良暮雪〉は近江八景の一つ。春先に吹きおろす強風を〈比良八荒〉とよんだ。《新古今集》巻二に宮内卿の〈花さそふ比良の山風ふきにけりこぎ行く舟の跡見ゆるまで〉がある。《万葉集》巻一に見える孝徳天皇の〈比良宮〉,巻三〈比良の湊〉はこのあたりである。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

比良
ひら

滋賀県中西部、大津市の一地区。現在、北比良、南比良の二集落がある。西に比良山地、東に琵琶(びわ)湖が開け、国道161号が通じ、JR湖西(こせい)線の比良駅がある。比良山の登山口として数多くの登山客が訪れる。古代には比良牧、中世には比良荘(しょう)が置かれ、湖岸は港として利用されてきた。歌枕(うたまくら)としても親しまれ、『万葉集』の「わが船は比良のみなとに……」(高市黒人(たけちのくろひと))などが著名。[高橋誠一]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

比良の関連キーワード堅田志賀真野の入江守山滋賀滋賀浦滋賀の都滋賀の山越滋賀山田上

今日のキーワード

大寒

二十四節気の一つ。元来,太陰太陽暦の 12月中 (12月後半) のことで,太陽の黄経が 300°に達した日 (太陽暦の1月 20日か 21日) から立春 (2月4日か5日) の前日までの約 15日間で...

続きを読む

コトバンク for iPhone

比良の関連情報