精選版 日本国語大辞典 「静電偏向」の意味・読み・例文・類語 せいでん‐へんこう‥ヘンカウ【静電偏向】 〘 名詞 〙 電子の流れの向きを電界の作用で変えること。電界偏向。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例 Sponserd by
改訂新版 世界大百科事典 「静電偏向」の意味・わかりやすい解説 静電偏向 (せいでんへんこう)electrostatic deflection 電界偏向ともいう。真空中の電子の流れを電界により曲げること。電子の流れに垂直に電界をかけるとクーロン力により電子は電界と反対の方向に力を受け,その進行方向を変える。各種陰極線管の電子ビームの方向制御に使われる。執筆者:岡部 洋一 出典 株式会社平凡社「改訂新版 世界大百科事典」改訂新版 世界大百科事典について 情報 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「静電偏向」の意味・わかりやすい解説 静電偏向せいでんへんこうelectrostatic deflection 電界偏向ともいう。電子ビームの方向を変えるために電界を用いる方式。電界中で電子は電界と反対方向に力を受けるので,これを利用して電子ビームの進行方向を変えることができる。大きな角度に偏向するには高い電圧が必要であるが,偏向精度がよいので,シンクロスコープなどの計測用小型ブラウン管に用いられている。 (→磁界偏向 ) 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by