非器(読み)ヒキ

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「非器」の意味・読み・例文・類語

ひ‐き【非器】

  1. 〘 名詞 〙
  2. その器ではないこと。その事を行なったり、その地位にあったりするのに必要な才能・力量・人格に欠けていること。また、その人。
    1. [初出の実例]「差置非器代官等」(出典吾妻鏡‐文治二年(1186)三月二四日)
  3. 中世、その所領や地位を継承するための正当な資格家格などをもたないこと。また、その人。
    1. [初出の実例]「有雑訴評定、〈略〉宣尚申殿村郷内小田、非器甲乙人知行事」(出典:勘仲記‐正応六年(1293)六月四日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む