非居住者円勘定(読み)ひきょじゅうしゃえんかんじょう(英語表記)nonresident account

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

非居住者円勘定
ひきょじゅうしゃえんかんじょう
nonresident account

非居住者が外貨売却や経常取引で取得した円を自由に他通貨と交換できる円の預金勘定で,1960年に非居住者自由円勘定として創設された。 80年末の外国為替及び外国貿易管理法 (外為法) 改正により,平時は円に外貨交換性をもたせ,対外支払いも原則自由となったため,非居住者自由円勘定はその存在意義を失い,非居住者円勘定となった。この非居住者円勘定は平時の受入れは自由であるが,有事規制のために居住者の円預金との区分経理が義務づけられている。またこれに一定の準備率が課せられる。このうち一般の非居住者円勘定は規制金利が適用され,国際機関や外国の中央銀行など公的な非居住者円勘定は自由金利であり,源泉課税の対象外となっている。 (→自由円 )

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