最新 地学事典 「非硫化物亜鉛鉱床」の解説
ひりゅうかぶつあえんこうしょう
非硫化物亜鉛鉱床
non-sulfide zinc deposit
非硫化物からなる亜鉛鉱床。浮遊選鉱が開発される以前の亜鉛の供給源。21世紀に溶媒抽出法による亜鉛生産が始まり,世界生産の約10%を占める。鉱石鉱物は,両亜鉛鉱,亜鉛華,亜鉛尖晶石,異極鉱,ソーコナイト,珪亜鉛鉱,硫酸亜鉛鉱など。浅成鉱床と深成鉱床に分けられ,浅成鉱床は,ミシシッピバレー鉱床起源のものが多く,硫化物鉱体から溶脱された亜鉛が再沈殿したもの。深成鉱床は,マンガンに富む噴気堆積性鉱床で珪亜鉛鉱を含む。
執筆者:渡辺 寧
参照項目:亜鉛鉱床
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

