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浮遊選鉱 ふゆうせんこう flotation process

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

浮遊選鉱
ふゆうせんこう
flotation process

選鉱法の一種。採掘した原鉱石から有用金属鉱物を分けるとき,媒質中に浮べ,脈石鉱物を沈めて両者を分離する方法で,次の3種がある。 (1) 薄膜浮遊法 (皮膜浮選)  脈石鉱物の親水性を利用したもので,水中に沈め,金属鉱物だけを浮かせる方法。

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百科事典マイペディアの解説

浮遊選鉱【ふゆうせんこう】

浮選,フローテーションflotationとも。鉱物表面が液体にぬれやすいか否かの差を利用した選鉱法で,今日各種鉱石に最も広く適用されている。0.3mm以下に粉砕した鉱石を,油や目的鉱物に応じた試薬,起泡(きほう)剤などを加えた水に懸濁させ,空気を送り込むと,ぬれにくい鉱物が気泡に付着して浮き,ぬれやすい脈石などは液中に残って選別される。
→関連項目選鉱

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世界大百科事典 第2版の解説

ふゆうせんこう【浮遊選鉱 flotation】

微細な鉱石,石炭などのパルプから,特定種の粒子だけを選択的に気泡に付着させ,浮上させることにより分離する方法。通常は浮選といい,とくに鉱石に対する場合を浮遊選鉱,石炭に対する場合を浮遊選炭と呼ぶこともある。浮選は,硫化鉱物に対する選鉱法として,もっとも重要な分離技術であるばかりでなく,酸化鉱物炭酸塩鉱物,石炭,製錬からみ(鍰)などに対する分離技術としても,広く応用されている。 物質はその表面の性質によって,水に対する濡れやすさに差異がある。

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世界大百科事典内の浮遊選鉱の言及

【泡】より

…アルブミン泡沫もよく知られ,泡立ちクリームや泡立て卵は非常になじみ深いものである。泡沫の重要な工業的応用に浮遊選鉱があり,たとえば捕集剤としてキサントゲン酸塩を加えることにより金属硫化物粒子は泡によって捕捉され集められる。逆に化学プロセスなどにおいて泡を破壊したい場合もあり,このためには溶解力のあるエーテル,アルコール,難溶性の界面活性物質としてオクチルアルコール,あるいはシリコーン(有機ケイ素化合物の重合体)などが用いられる。…

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