靡き立つ(読み)なびきたつ

精選版 日本国語大辞典 「靡き立つ」の意味・読み・例文・類語

なびき‐た・つ【靡立】

  1. 〘 自動詞 タ行四段活用 〙
  2. まっすぐに立たないで、ある方向に引かれるように傾いて立つ。
    1. [初出の実例]「いみじからんなにの岩木もなびきたちぬべきに」(出典:夜の寝覚(1045‐68頃)一)
  3. 威力周囲状況などに引かれてそれに従おうとするさまになる。
    1. [初出の実例]「渡辺を差て引けるが、大勢の靡(ナビキ)立たる習にて、一度も更に返し得ず」(出典太平記(14C後)二五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

日本の株式の水準を示す、東京証券取引所第1部225銘柄の平均株価。単位は円。構成銘柄は時価総額の分布の変化などにより、適宜入れ替えられている。現在の形になったのは1985年5月からである。ダウ・ジョー...

日経平均株価の用語解説を読む