面角安定の法則(読み)メンカクアンテイノホウソク(その他表記)law of constancy of interfacial angles

デジタル大辞泉 「面角安定の法則」の意味・読み・例文・類語

めんかくあんてい‐の‐ほうそく〔‐ハフソク〕【面角安定の法則】

面角一定の法則

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「面角安定の法則」の意味・わかりやすい解説

面角安定の法則
めんかくあんていのほうそく
law of constancy of interfacial angles

面角一定または面角不変の法則ともいう。1種類の鉱物では,外形が異なっていても対応する結晶面のなす角度は常に等しいという法則。 N.ステノが 1669年に種々の水晶面を測定することによって発見した。この法則を適用すると,結晶の面角をはかることによって結晶名を決定することができる。見方を変えると,結晶を決った置き方にすれば,各結晶面に立てた法線の方向が一定であることになり,結晶面は球面上の点で表現される。これが球面投影法 (ステレオ投影 ) などへと発展した。面角は測角器ではかる。

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