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韓国の宗教 かんこくのしゅうきょう

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知恵蔵2015の解説

韓国の宗教

韓国の統計庁(1995年)によると、人口の約半数が何らかの宗教を信仰していると答えている。内訳は、仏教が約46%、プロテスタントが約39%、カトリックが約13%、儒教が約0.9%、次いで円仏教(えんぶつきょう)、天道教(てんどうきょう)などの順となっている。仏教は4世紀に中国から伝わった。カトリックは18世紀に、プロテスタントは19世紀に布教が始まった。儒教は、統計上は宗教に分類されているが、生活規範や道徳倫理と考えればよい。円仏教は、20世紀初めに朴重彬(パク・ジュンビン)によって創始された新宗教で、仏教を基本とし、儒教や道教の思想を取り入れたもので、教育機関や医療機関などを設立、社会活動にも力を入れている。天道教は、19世紀に崔済愚(チェ・ジェウ)によって創始された、東学から展開した新宗教。東学とは、西洋の科学やキリスト教を表す西学に対抗するもので、民族主義的な色合いが濃い。この他にも、シャーマニズムの伝統が各地に残っている。

(岩井洋 関西国際大学教授 / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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