韓雲孟龍(読み)かんうんもうりょう

精選版 日本国語大辞典 「韓雲孟龍」の意味・読み・例文・類語

かんうん‐もうりょう‥マウリョウ【韓雲孟龍】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「雲」「龍」は相応ずるもの。「韓」は韓愈、「孟」は孟郊で、この二人相愛の間柄であったという俗説から ) 男色の契りをいう。かんうんもうりゅう。
    1. [初出の実例]「韓退子様は孟東野といふ影子にきつい打込で韓雲孟龍(カンウンモウリャウ)のちかひといふ事があると申て御名が立ます」(出典洒落本聖遊廓(1757))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android