日本歴史地名大系 「韮窪遺跡」の解説 韮窪遺跡にらくぼいせき 青森県:八戸市田面木村韮窪遺跡[現在地名]八戸市田面木 韮窪馬淵(まべち)川の右岸に張出した八戸台地を開析して北へ流れる土橋(つちばし)川の左岸にある。昭和五七年(一九八二)に東北自動車道八戸線の建設に伴って発掘調査された。発見された遺構は、縄文時代中期末から後期中葉にかけての竪穴住居跡三五、土坑八二、溝状ピット(落し穴)などであり、竪穴住居跡のなかには東北南半部に多い複式炉をもつものがある。出土遺物には土器・石器・土製品・石製品と陶磁器・金属製品がある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by