須田清基(読み)スダ セイキ

20世紀日本人名事典 「須田清基」の解説

須田 清基
スダ セイキ

大正・昭和期のキリスト教伝道者 真イエス会長老。



生年
明治27(1894)年8月21日

没年
昭和56(1981)年2月20日

出生地
群馬県安中

経歴
大正3年受洗、入営、除隊後、救世軍士官学校を経て台北神学校に学んだ。教派から自立した伝道を始め、トルストイの影響を受け軍隊手牒を焼いた。12年13カ条の軍籍離脱届を陸軍大臣に送ったが受け付けられず、当局の監視付きとなった。13年台湾に帰り、結婚、伝道を続け、神社参拝を拒否。戦後、安中に引き揚げ紙芝居で全国を伝道。昭和3年「唯一の神イエス」を刊行、真イエス会長老と称した。著書は他に「聖霊を受くる途」「隠れたる教育者」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「須田清基」の解説

須田清基 すだ-せいき

1894-1981 大正-昭和時代のキリスト教伝道者。
明治27年8月21日生まれ。17歳のとき一家で台湾移住。大正3年柏木(かしわぎ)義円から受洗。トルストイの影響をうけ12年軍籍離脱届を陸相送付。昭和2年台湾で真イエス教会に入信。戦後郷里群馬県にひきあげ伝道に従事。昭和56年2月20日死去。86歳。著作に「唯一の神イエス」など。

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367日誕生日大事典 「須田清基」の解説

須田 清基 (すだ せいき)

生年月日:1894年8月21日
大正時代;昭和時代のキリスト教伝道者
1981年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報