預金保険料率

共同通信ニュース用語解説 「預金保険料率」の解説

預金保険料率

金融機関破綻した場合に預金の少なくとも一部を保護するため、預金保険機構が支払い原資として金融機関から毎年集めている預金保険の負担比率のこと。金融機関は、保護対象となる預金量に料率を乗じた金額を機構に納めている。料率は機構の運営委員会で決め、金融庁長官と財務相の認可を得て変更する。銀行の破綻が相次いだ1990年代後半から長期にわたって0・084%の高い料率が続いたが、金融機関の経営が安定し、破綻への懸念が後退したため順次引き下げられた。

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