「すこし」「すくなし」などの語根に、「ひたぶる」などと同じ接尾語のついたものか。

(かたよ)れるなり」とあり、姿勢が一方に傾く状態をいう。すべて中正を失することを偏頗(へんぱ)という。〔書、洪範〕に「
無く頗無く、王の義に
(したが)ふ」とみえる。「すこぶる」という訓は「少し」を活用したもので、もとは
少の意である。
立〕頗 スコブル・モシ・ヒトヘニ・カタシ・タケシ 〔字鏡集〕頗 カタブク・スコブル・ミダリガハシ・ヒトヘニ・モシ・カタシ
(偏)phyen、跛puaiは声義に通ずるところがあり、すべて平衡を失った状態をいう。出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...