頭部侵食(読み)とうぶしんしょく

精選版 日本国語大辞典 「頭部侵食」の意味・読み・例文・類語

とうぶ‐しんしょく【頭部侵食・頭部侵蝕】

  1. 〘 名詞 〙 侵食によって河谷上流へ伸びてゆく現象

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関連語 名詞 茂美 高山

最新 地学事典 「頭部侵食」の解説

とうぶしんしょく
頭部侵食

headward erosion ,head erosion ,backward erosion ,retrogressive erosion

谷の最上流部すなわち谷頭(valley head)で行われる侵食作用谷頭侵食,後退侵食とも。この作用により谷はさらに上流側へ延長される。水源より上流側の谷頭では,風化重力に基づく崩壊によって谷壁斜面が後退し,それに伴って谷が上流側へのびる。その結果,流域の拡大と分水界の移動が行われる。また,平衡に達した河川に侵食の復活が起こると,新しい侵食基準面に近い地点から谷の若返りが始まってしだいに上流側へ波及する。これも頭部侵食という。

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