頸居え(読み)くびすえ

精選版 日本国語大辞典 「頸居え」の意味・読み・例文・類語

くび‐すえ‥すゑ【頸居・頭居】

  1. 〘 名詞 〙 中古出産の祝として、七日目ごとの夜に、七個、一四個、二一個と子どもの出生後の日数だけの強飯(こわめし)をまるく握って、産児枕辺に置く儀式。この握り飯を作る役は父母のいる者に限るという。
    1. [初出の実例]「今日又御沐浴、今日令七夜給、仍如形有御頸居(クヒスエ)の事」(出典後愚昧記‐永和三年(1377)七月三日)

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