日本歴史地名大系 「頼光寺」の解説 頼光寺らいこうじ 兵庫県:川西市東畦野村頼光寺[現在地名]川西市東畦野祥雲山と号し、曹洞宗。本尊は地蔵菩薩。源頼光が正暦年中(九九〇―九九五)当地に居館を建て、死去ののち四男の永寿が治安元年(一〇二一)に頼光寺を建立したと伝える。天正一四年(一五八六)山下(やました)城に拠る塩川国満を討伐する羽柴秀吉方の片桐・池田・堀尾諸氏の軍勢が侵攻してきた際、頼光寺は炎上、わずかに地蔵堂のみが残ったとされる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by