顎で使う(読み)アゴデツカウ

デジタル大辞泉 「顎で使う」の意味・読み・例文・類語

あご使つか・う

高慢な態度で、意のままに人を使う。「親を―・う」
[類語]酷使行使駆使使役人使いこき使う

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「顎で使う」の意味・読み・例文・類語

あご【顎】=で[=の先(さき)で]使(つか)

  1. 高慢な態度で人を使う。人を見さげて使う。あごで言う。おとがいで人を使う。
    1. [初出の実例]「三助を、己(おの)下男かなぞのやうに顎で使ったりしてゐるのに」(出典父親(1920)〈里見弴〉)

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