扱き使う(読み)コキツカウ

デジタル大辞泉 「扱き使う」の意味・読み・例文・類語

こき‐つか・う〔‐つかふ〕【扱き使う】

[動ワ五(ハ四)]人を、手心を加えずに激しく使う。「従業員を―・う」
[類語]酷使行使駆使使役人使い顎で使う

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精選版 日本国語大辞典 「扱き使う」の意味・読み・例文・類語

こき‐つか・う‥つかふ【扱使】

  1. 〘 他動詞 ワ行五(ハ四) 〙 ( 「こき」は接頭語 ) 他人を遠慮なく使役する。酷使する。
    1. [初出の実例]「手飯米(てばんまい)でこきつかはれ」(出典浄瑠璃・唐船噺今国性爺(1722)上)

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