顧て他を言う(読み)かえりみてたをいう

精選版 日本国語大辞典 「顧て他を言う」の意味・読み・例文・類語

かえりみ【顧】 て 他(た)を言(い)う

  1. ( 「孟子‐梁恵王・下」に、孟子に問いつめられた恵王が「顧二左右一而言レ他」とあるのによる ) 答えに窮したり、問題を回避したく思ったりして、あたりを見回して別なことを言う。
    1. [初出の実例]「葉山は顧みて他を言ひたさうに」(出典:多情多恨(1896)〈尾崎紅葉〉後)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ことわざを知る辞典 「顧て他を言う」の解説

顧みて他を言う

問いかけられて答えにつまり、他の事をもち出して言いまぎらす。当面の問題を回避する。

[使用例] そんな人柄なので少し話を文学や美術のことに向けようとすると、顧みて他を言うのである[森鷗外*青年|1910~11]

〔異形〕左右を顧みて他を言う

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報

[名](スル)1 別の衣服に着替えること。特に夏冬の季節に応じて改めること。平安時代には、陰暦4月1日、10月1日に行われた。江戸幕府では、このほかに5月5日・9月9日などにも着替える定めがあった。現...

衣替えの用語解説を読む