日本歴史地名大系 「風巻神社」の解説 風巻神社かざまきじんじや 新潟県:中頸城郡三和村岡田村風巻神社[現在地名]三和村岡田三和村の東端、社地(しやち)山山頂に本社、西の山腹に拝殿がある。天暦二年(九四八)の勧請と伝え、祭神は級長津産命・級長戸辺命、旧郷社。旧五十公(いきみ)郷二七ヵ村の総社で、風巻大権現と称したが、嘉永四年(一八五一)風巻大神宮と改称した。上杉謙信や大久保石見守から社地を寄付されたと伝え(郷社風巻神社記)、「中頸城郡誌」所収の慶長一五年(一六一〇)七月一一日の松平上総介寄進状に「岡田村風巻権現之森如先年神前へ御寄進被成候」とある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by