風流気(読み)ふうりゅうぎ

精選版 日本国語大辞典 「風流気」の意味・読み・例文・類語

ふうりゅう‐ぎフウリウ‥【風流気】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 詩歌・音楽・絵画などを好む風流な気質。また、自然相手として楽しむような風流な趣味。風流心。
    1. [初出の実例]「明日は清楽の合奏へ参るべしと断るが如く風聴するが如く言はれしを聞けば風流気(フウリウギ)は兎も角も遊興を好まれぬ気では無し」(出典:春迺屋漫筆(1891)〈坪内逍遙〉壱円紙幣の履歴ばなし)
  3. 色めいた気持
    1. [初出の実例]「物騒な風流気を出すのも無理のない話しである」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む