風船虫(読み)フウセンムシ

デジタル大辞泉 「風船虫」の意味・読み・例文・類語

ふうせん‐むし【風船虫】

ミズムシ類、また、その一種コミズムシ別名 夏》

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精選版 日本国語大辞典 「風船虫」の意味・読み・例文・類語

ふうせん‐むし【風船虫】

  1. 〘 名詞 〙 昆虫こみずむし(小水虫)」の俗称。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「地図の上で、風船虫が数匹はねて居ります」(出典:うねり(1950)〈永井龍男〉)

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動植物名よみかた辞典 普及版 「風船虫」の解説

風船虫 (フウセンムシ)

動物。ミズムシ科の水生昆虫。コミズムシの別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

世界大百科事典(旧版)内の風船虫の言及

【ミズムシ(水虫)】より

…虫はこれを放してまた水に潜るが,同じ動作がいつまでも繰り返される。虫も小片も水中を上下して動くようすが風船がふわふわ上下することを連想させるので,古くからフウセンムシ(風船虫)の名で親しまれてきた。日本では北海道から九州まで分布するが,現在ではほとんど見られなくなってしまった。…

※「風船虫」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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