風船虫(読み)フウセンムシ

精選版 日本国語大辞典 「風船虫」の意味・読み・例文・類語

ふうせん‐むし【風船虫】

  1. 〘 名詞 〙 昆虫こみずむし(小水虫)」の俗称。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「地図の上で、風船虫が数匹はねて居ります」(出典:うねり(1950)〈永井龍男〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の風船虫の言及

【ミズムシ(水虫)】より

…虫はこれを放してまた水に潜るが,同じ動作がいつまでも繰り返される。虫も小片も水中を上下して動くようすが風船がふわふわ上下することを連想させるので,古くからフウセンムシ(風船虫)の名で親しまれてきた。日本では北海道から九州まで分布するが,現在ではほとんど見られなくなってしまった。…

※「風船虫」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む