精選版 日本国語大辞典 「飄落」の意味・読み・例文・類語 ひょう‐らくヘウ‥【飄落】 〘 名詞 〙① 風に吹かれておちること。[初出の実例]「喚二管絃於其前一、憶二旧曲一而対二飄落一」(出典:本朝文粋(1060頃)一〇・梅近夜香多詩序〈橘正通〉)[その他の文献]〔謝霊運‐帰塗賦〕② ただよいさすらうこと。また、おちぶれること。漂零。漂落。[初出の実例]「志の壮偉なる事は全盛の平家を倒して孤島飄落の人を起す程にありて」(出典:心機妙変を論ず(1892)〈北村透谷〉) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「飄落」の読み・字形・画数・意味 【飄落】ひよう(へう)らく 風に吹きちる。唐・李白〔東武吟〕詩 一、金馬(門)を去り 飄して、飛(風に遠く吹き飛ぶよもぎ)とる字通「飄」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報