飛仙(読み)ひせん

精選版 日本国語大辞典 「飛仙」の意味・読み・例文・類語

ひ‐せん【飛仙】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 空中を飛ぶ仙人
    1. [初出の実例]「天仙・飛仙(ヒセン)の類は誠に今の世の人及ぶべからず」(出典仮名草子浮世物語(1665頃)五)
    2. [その他の文献]〔応瑒‐馳射賦〕
  3. ( ━する ) 仙人が空を飛ぶように飛ぶこと。
    1. [初出の実例]「飛燕が身が軽ほどに飛仙しさうなほどに」(出典:両足院本山谷抄(1500頃)二〇)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「飛仙」の読み・字形・画数・意味

【飛仙】ひせん

天上の仙。

字通「飛」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android