飛離れる(読み)トビハナレル

デジタル大辞泉 「飛離れる」の意味・読み・例文・類語

とび‐はな・れる【飛(び)離れる】

[動ラ下一][文]とびはな・る[ラ下二]
身をおどらせてとびのく。「接触しそうになって―・れる」
場所が遠く隔たる。「都会から―・れた地域
程度などがかけはなれている。段違いである。「実力が―・れている」
[類語]掛け離れる隔たる

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精選版 日本国語大辞典 「飛離れる」の意味・読み・例文・類語

とび‐はな・れる【飛離】

  1. 〘 自動詞 ラ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]とびはな・る 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙
  2. 身をおどらして離れ避ける。とびのく。
  3. かけはなれる。隔たる。
    1. [初出の実例]「茶の湯をさせるが宜い、花を活けさせるが宜い〈略〉ずんと飛離(トビハナ)れて一方は沢山旅費を授けて〈略〉湯治などへ遣るが宜い」(出典:福沢先生浮世談(1898)〈福沢諭吉〉)

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