飛鳥京(読み)アスカノミヤコ

デジタル大辞泉 「飛鳥京」の意味・読み・例文・類語

あすか‐の‐みやこ【飛鳥京】

古代明日香地方に置かれた都の総称允恭いんぎょう顕宗けんぞう両朝、および推古朝(593~628)から、孝徳天智弘文3天皇の時代を除いて、文武もんむ朝(697~707)までの都。

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精選版 日本国語大辞典 「飛鳥京」の意味・読み・例文・類語

あすか‐の‐みやこ【飛鳥京】

  1. 古代、奈良盆地南部の飛鳥地方におかれた皇都の総称。早くは允恭天皇遠飛鳥宮があるが、河内にも飛鳥があり、顕宗天皇の近飛鳥八釣宮を河内に比定する説もある。その後、推古朝五九三‐六二九)から孝徳・天智・弘文の三天皇の時代を除いて、元明天皇の平城遷都(七一〇)まで置かれた。

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