山川 日本史小辞典 改訂新版 「飛鳥寺釈迦如来像」の解説
飛鳥寺 釈迦如来像
あすかでらしゃかにょらいぞう
飛鳥大仏とも。座像。605年(推古13)から翌年の間に鞍作鳥(くらつくりのとり)によって造像され,元興寺金堂に安置したと「日本書紀」に記される。日本で造像された現存最古の仏像。ほぼ全体が鎌倉時代の補作であるが,目や額に当初の面影を残す。銅造鍍金。像高275.2cm。重文。
出典 山川出版社「山川 日本史小辞典 改訂新版」山川 日本史小辞典 改訂新版について 情報