ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「食事と癌」の意味・わかりやすい解説 食事と癌しょくじとがん 癌の要因に占める食べ物の割合は 35%といわれている。現在,食べ物に関連して疑われている発癌物質には素材そのものに含まれているもの,加熱などの調理によってできるもの,食品添加物,カビ,食べ物の消化吸収の過程で体内でできるもの,などがあげられている。これまでヒトで食べ物が直接の原因となって癌が発生したという証明はないが,癌の発生を減らすためには,総カロリーに占める脂肪からの摂取分を減らし,塩辛いものや甘いもの,燻製品を少なくし,食物繊維や緑黄色野菜を多くとることが必要とされている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by