食前方丈(読み)ショクゼンホウジョウ

デジタル大辞泉 「食前方丈」の意味・読み・例文・類語

しょくぜん‐ほうじょう〔‐ハウヂヤウ〕【食前方丈】

《「孟子尽心下から》食事をするとき、ごちそうをぜんの前に1丈四方いっぱいに並べること。きわめてぜいたくな食事。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「食前方丈」の意味・読み・例文・類語

しょくぜん‐ほうじょう ‥ハウヂャウ【食前方丈】

〘名〙 食事をする時、御馳走を膳の前に一丈四方いっぱいにならべること。きわめてぜいたくな食事のたとえ。
太平記(14C後)三三異国諸侯遊宴をなす時、食膳方丈(ショクゼンはうヂャウ)とて、座の囲(まはり)四方一丈に珍物を備ふなれば」 〔孟子‐尽心〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

四字熟語を知る辞典 「食前方丈」の解説

食前方丈

食事をする時、ごちそうを膳の前に一丈四方いっぱいにならべること。きわめてぜいたくな食事のたとえ。

出典 四字熟語を知る辞典四字熟語を知る辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android