珍物(読み)ちんぶつ

精選版 日本国語大辞典 「珍物」の意味・読み・例文・類語

ちん‐ぶつ【珍物】

〘名〙 めずらしい品物。また、めずらしい食物。珍品
今昔(1120頃か)三「然れば、味ひ勝たる物を運ぶ」 〔周礼天官・内

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デジタル大辞泉 「珍物」の意味・読み・例文・類語

ちん‐ぶつ【珍物】

珍しい品物。特に、珍しい食べ物。
一つ―を喰わそうかなあ」〈上司・父の婚礼

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普及版 字通 「珍物」の読み・字形・画数・意味

【珍物】ちんぶつ

珍しい物。珍味。〔周礼、天官、内〕王び后世子の膳羞(ぜんしう)の亨、和の事を掌る。~百羞物珍物をび、以て饋(き)を俟(ま)ち、后び世子の膳羞に共(供)す。

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