食潰(読み)くらいつぶし

精選版 日本国語大辞典 「食潰」の意味・読み・例文・類語

くらい‐つぶしくらひ‥【食潰】

  1. 〘 名詞 〙 食物を残らず食べてしまうこと。また、遊び暮らして財産などを全部失ってしまうこと。また、そのような人をののしっていう語。徒食祿盗人
    1. [初出の実例]「さては女で御ざるか、くらいつぶしの跡からあとまで世話のたねを」(出典:浮世草子・猿源氏色芝居(1718)二)
    2. 「春さきの華臍魚(あんかう)と目出度き御代の侍は段々に値が下り、工農商の三民に養れる素餐(クラヒツブシ)の様に思はれ」(出典:滑稽本・風来六部集(1780)放屁論後編)

くい‐つぶしくひ‥【食潰】

  1. 〘 名詞 〙 他の厄介になって食っていること。財産をなくしてしまうこと。また、その人。
    1. [初出の実例]「親も一生喰(クヒ)つぶしの娘と算用して」(出典:浮世草子世間娘容気(1717)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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