20世紀日本人名事典 「飯塚くに」の解説 飯塚 くにイイヅカ クニ 大正〜平成期の日本舞踊家 坪内逍遙の養女。 生年明治32(1899)年 没年平成4(1992)年10月27日 出生地京都府 経歴父・鹿島清兵衛は酒造業を営み、“写真大尽”、“今紀文”として知られた明治時代の大富豪で、能の笛方としても活躍。2度目の妻である東京・新橋の名妓ぽん太との間に次女として生まれる。明治38年6歳の時日本舞踊の革新に執心していた坪内逍遙(小説家)の養女になり、修業生活に。大正9年酒造業を営む富豪の飯塚家に嫁ぎ、演劇人、演劇研究家として活躍した飯塚友一郎の妻に。平成6年回想記「父 逍遙の背中」が出版された。 出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報 Sponserd by
デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「飯塚くに」の解説 飯塚くに いいづか-くに 1900-1994 大正-平成時代の女性。明治33年2月10日生まれ。森鴎外(おうがい)の「百物語」のモデルとなった写真家と名妓(めいぎ)ぽん太との間に生まれる。6歳から坪内逍遥(しょうよう)の養女としてそだてられ,日本舞踊家となる。演劇研究家飯塚友一郎と結婚。共著に「父・逍遥の背中」がある。平成6年10月27日死去。94歳。東京出身。成女女学校卒。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by