飯豊温泉(読み)いいでおんせん

日本歴史地名大系 「飯豊温泉」の解説

飯豊温泉
いいでおんせん

[現在地名]小国町小玉川

飯豊山北西山麓、玉(たま)川支流湯(ゆ)沢の谷中にある。飯豊湯ともいい、古くは小玉川(こたまがわ)湯と称した。安永八年(一七七九)米沢藩主上杉治憲が勘定頭黒井忠寄に命じ、忠寄配下の本間弥助により開湯されたとか、里人が熊の先導により発見したとの伝承が残る。「小国町史」によれば山林見分のために小玉川方面を巡見する藩役人は当温泉に宿泊するのが例であったという。古くから切傷や眼病に効能があるとされ(米沢地名選)、享和元年(一八〇一)成立の「米沢里人談」は「小玉川湯飯豊山の西にあり、即玉川神の沢中なり。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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