飯降磨崖仏(読み)いぶりまがいぶつ

日本歴史地名大系 「飯降磨崖仏」の解説

飯降磨崖仏
いぶりまがいぶつ

[現在地名]室生村大字向淵

集落西北方に位置し、山裾の石英安山岩層の中に露出した凝灰岩層を利用して彫刻したもの。左右一五三センチ、高さ一二七センチの長方形輪郭をとってその内側に半肉彫している。かつて覆堂の火災があったため焼損し、石面の剥離がひどい。石仏は、凝灰岩層に上下二段に刻まれ、その主体部は上方中央にある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む