飾緒(読み)ショクショ

デジタル大辞泉 「飾緒」の意味・読み・例文・類語

しょく‐しょ【飾緒】

武官正装のときに、右肩から胸の前に垂らす飾りひも。金と銀の区別がある。一般には参謀懸章という。しょくちょ。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「飾緒」の意味・読み・例文・類語

かざり‐お‥を【飾緒】

  1. 〘 名詞 〙 衣類に飾る紐。特に旧軍隊で、将官、参謀の職にある者の徽章として、右の肩上から腋(わき)の下に、輪にして長く垂れた緒。モール。しょくしょ。
    1. [初出の実例]「飾緒 将官 参謀官」(出典:風俗画報‐五四号(1893)陸軍将校服制図)

しょく‐しょ【飾緒】

  1. 〘 名詞 〙 武官が正装の時、右肩から胸にかけてたれ下げた飾りひも。旧日本陸海軍では将官・参謀などは丸打ち金線であった。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android