養竹院(読み)ようちくいん

日本歴史地名大系 「養竹院」の解説

養竹院
ようちくいん

[現在地名]川島町表

おもての北西部、荒川右岸の自然堤防上に位置する。臨済宗円覚寺派。常楽山と号し、本尊薬師如来。寺伝によると開基岩付いわつき(現岩槻市)の太田資家で、父太田道灌の追福供養のため、叔悦禅懌(道灌の弟、前円覚寺住職。大永五年没)開山として、明応年間(一四九二―一五〇一)に開創したとされる。院号は資家の法名によるといわれ、「風土記稿」ではこのことから、もともとは資家の菩提供養のため建立された寺院とみている。寺地は道灌の陣屋跡であったともいわれる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む