養老焼(読み)ようろうやき

事典 日本の地域ブランド・名産品 「養老焼」の解説

養老焼[陶磁]
ようろうやき

東海地方岐阜県地域ブランド
大垣市で製作されている。江戸時代末期に始まったという。1902(明治35)年頃から大正時代中期まで栄えたが、一時途絶えた。1975(昭和50)年、当時の資料もと復活。現在では、木灰釉を用いる伝統的技法に加え、自然釉と焼き締めによる製法を用いる。大垣市上石津町産の養老木節粘土は、可塑性が高く、収縮性に富んでいるのが特徴。すべての工程が手作業でおこなわれている。岐阜県郷土工芸品。

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域ブランド・名産品」事典 日本の地域ブランド・名産品について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android