饌具(読み)せんぐ

精選版 日本国語大辞典 「饌具」の意味・読み・例文・類語

せん‐ぐ【饌具】

  1. 〘 名詞 〙 膳立(ぜんだて)に用いる器。食器食膳。また、膳立。
    1. [初出の実例]「関此饌具雑器狐声河橋等物但作歌者」(出典万葉集(8C後)一六・三八二四・左注)
    2. [その他の文献]〔孔子家語‐致思〕

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普及版 字通 「饌具」の読み・字形・画数・意味

【饌具】せんぐ

食器。〔孔子家語致思〕魯に儉嗇(けんしょく)なるり。瓦鬲(ぐわれき)にてて、~之れを土型り、孔子む。孔子之れを受け、然としてび、大牢の饋(き)を受けたるが如し。~曰く、吾(われ)饌の厚きが爲を以てするに非ず。其の厚きをせしめ、我焉(こ)れを思ふを以てなりと。

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