香る(読み)カオル

デジタル大辞泉 「香る」の意味・読み・例文・類語

かお・る〔かをる〕【香る/薫る/×馨る】

[動ラ五(四)]
よいにおいがする。芳香を放つ。「梅が―・る」
煙・霧・かすみなどが、ほのかに立つ。立ちこめる。
塩気のみ―・れる国に」〈・一六二〉
顔などが華やかに美しく見える。つややかな美しさが漂う。
「いみじくふくらかに愛敬づき、あてに―・り」〈栄花・音楽〉
[類語]匂う匂わす匂やか匂いやか鼻につくくんずるかぐわしいかんばしい馥郁ふくいく芬芬ふんぷん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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