香る(読み)カオル

デジタル大辞泉 「香る」の意味・読み・例文・類語

かお・る〔かをる〕【香る/薫る/×馨る】

[動ラ五(四)]
よいにおいがする。芳香を放つ。「梅が―・る」
煙・霧・かすみなどが、ほのかに立つ。立ちこめる。
塩気のみ―・れる国に」〈・一六二〉
顔などが華やかに美しく見える。つややかな美しさが漂う。
「いみじくふくらかに愛敬づき、あてに―・り」〈栄花・音楽〉
[類語]匂う匂わす匂やか匂いやか鼻につくくんずるかぐわしいかんばしい馥郁ふくいく芬芬ふんぷん

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 匂い

1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...

熊の用語解説を読む