日本歴史地名大系 「馬口労町・裏町」の解説 馬口労町・裏町ばくろうまち・うらまち 秋田県:横手市横手城下馬口労町・裏町[現在地名]横手市中央(ちゆうおう)町後(うしろ)町の西、田中(たなか)町の北にある城下外町西端の町。寛文九年(一六六九)の横手絵図面(横手郷土史資料)に裏町小路とみえ、道幅四間、家数二四戸。元禄一七年(一七〇四)の横手城下絵図(県立秋田図書館蔵)に馬口労町とみえ、町の西にも寺院があって、東の後町の寺院との間に挟まれた形になっている。享保一五年(一七三〇)の「六郡郡邑記」には、「裏町家数五十五軒」「馬口労町八十八間」と両町とも不完全な記述となっている。寛政九年(一七九七)に裏町は高付けされ、従来どおりの夫伝馬負担、町方(外町八丁)同様の商売、六斎の市日許可を申し渡された(横手町伝馬役勤方覚)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by