馬屋原二郎(読み)ウマヤバラ ジロウ

20世紀日本人名事典 「馬屋原二郎」の解説

馬屋原 二郎
ウマヤバラ ジロウ

明治・大正期の裁判官 大阪地方裁判所所長;貴院議員(勅選)。



生年
弘化4年10月17日(1847年)

没年
大正4(1915)年11月2日

出身地
山口県

経歴
慶応元年同志を糾合し干城隊を編成。のち外国艦隊の馬関襲撃および幕府の征長軍を迎え撃って功をたてる。明治3年欧州に留学、帰国後、判事となり、函館神戸、大阪の各地方裁判所長を歴任。36年貴族院議員に勅選される。著書に「防長十五年史」がある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「馬屋原二郎」の解説

馬屋原二郎 うまやばら-じろう

1847-1915 明治-大正時代官僚
弘化(こうか)4年10月17日生まれ。もと長門(ながと)(山口県)萩(はぎ)藩士。ヨーロッパ留学後,司法省につとめ,函館,神戸,大阪の各地方裁判所長を歴任し,大審院判事となる。明治36年貴族院議員,維新史料編纂(へんさん)局評議員。大正4年11月2日死去。69歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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