馬替村(読み)まがえむら

日本歴史地名大系 「馬替村」の解説

馬替村
まがえむら

[現在地名]金沢市馬替一―三丁目・ひかりおか一丁目

高尾たかお村の西に位置する。正保郷帳では南接する額新保ぬかしんぽ村と併記され、両村合せて高一千一〇七石余、田方六五町二反余・畑方八町六反余。寛文一〇年(一六七〇)の村御印では高四七五石・免五ツ八歩(三箇国高物成帳)。慶安元年(一六四八)検地で大分の出高となったために、翌年には半納にも及ばぬ未進となった石川郡一四ヵ村の一で、同四年に、この一四ヵ村で行われた「ゆり直し検地」が改作仕法の嚆矢となったともいう(「改作所旧記」など)。明和三年(一七六六)には村民が畑を耕作中に剣一振の入った壺を一つ、陶器四つを掘出し、藩に届出ている(加賀志徴)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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