コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

骨髄がん症 こつずいがんしょう

1件 の用語解説(骨髄がん症の意味・用語解説を検索)

家庭医学館の解説

こつずいがんしょう【骨髄がん症】

 消化器、肺、腎臓(じんぞう)などの臓器に存在する上皮細胞(じょうひさいぼう)が悪性化し、増殖した状態をがんといいます。骨髄(こつずい)には、上皮性の細胞は存在しないので、骨髄から、がんは発生しません。
 骨髄でがんが発見された場合を骨髄がん症といいますが、そのがんは骨髄で発生したものではなく、他の臓器に存在するがんが骨髄に転移してきたものです。骨髄がん症がおこったときには、がんは非常に進行していて、いろいろな臓器にも転移し、手おくれの状態なのがふつうです。
 症状は、がんが発生した臓器の症状が主になりますが、骨髄がん症がおこると、疲れやすい、動悸(どうき)、息切れ、顔色が悪い、倦怠感(けんたいかん)などの貧血の一般症状や、歯肉出血(しにくしゅっけつ)、鼻出血(びしゅっけつ)、皮下出血(ひかしゅっけつ)をおこしやすいなどの出血傾向(しゅっけつけいこう)が現われてきます。
 がんが広範囲に転移をおこした場合には、出血傾向がとくにひどくなり、脳出血(のうしゅっけつ)をおこすことがあります。
 骨髄がん症をおこしているかどうかは、骨髄の組織を採取して調べる骨髄穿刺(こつずいせんし)を行なって判定します。

出典|小学館
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。この事典によって自己判断、自己治療をすることはお止めください。あくまで症状と病気の関係についてのおおよその知識を得るためのものとお考えください。

骨髄がん症の関連キーワード消化器腎臓移植多臓器不全消化器系腎臓炎腎臓病腎の臓腎臓形腎臓症腎臓状鉄鉱

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone