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骨髄がん症 こつずいがんしょう

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家庭医学館の解説

こつずいがんしょう【骨髄がん症】

 消化器、肺、腎臓(じんぞう)などの臓器に存在する上皮細胞(じょうひさいぼう)が悪性化し、増殖した状態をがんといいます。骨髄(こつずい)には、上皮性の細胞は存在しないので、骨髄から、がんは発生しません。
 骨髄でがんが発見された場合を骨髄がん症といいますが、そのがんは骨髄で発生したものではなく、他の臓器に存在するがんが骨髄に転移してきたものです。骨髄がん症がおこったときには、がんは非常に進行していて、いろいろな臓器にも転移し、手おくれの状態なのがふつうです。
 症状は、がんが発生した臓器の症状が主になりますが、骨髄がん症がおこると、疲れやすい、動悸(どうき)、息切れ、顔色が悪い、倦怠感(けんたいかん)などの貧血の一般症状や、歯肉出血(しにくしゅっけつ)、鼻出血(びしゅっけつ)、皮下出血(ひかしゅっけつ)をおこしやすいなどの出血傾向(しゅっけつけいこう)が現われてきます。
 がんが広範囲に転移をおこした場合には、出血傾向がとくにひどくなり、脳出血(のうしゅっけつ)をおこすことがあります。
 骨髄がん症をおこしているかどうかは、骨髄の組織を採取して調べる骨髄穿刺(こつずいせんし)を行なって判定します。

出典|小学館
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