普及版 字通 「髀」の読み・字形・画数・意味
髀
18画
[字訓] もも・ふくらはぎ
[説文解字]

[字形] 形声
声符は
(卑)(ひ)。〔説文〕四下に「股(また)の外なり」(段注本)とあり、そとももをいう。髀肉は馬乗のときに用いるところで、乗馬を廃すれば肉が肥えるものであるから、久しく閑職にあることを「髀肉の
」という。
は小さなスプーンの形。大なるを卓という。一方に片よった、小さな部分のものを
という。[訓義]
1. もも、そともも、もものにく、ふくらはぎ。
2.
(はい)と通じ、ふだ。3. 脾(ひ)と通じ、脾臓。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕髀 カタ・モモ・ヒザ 〔
立〕髀 モモ・ホカモモ[熟語]
髀骨▶・髀鞦▶・髀
▶・髀肉▶[下接語]
貫髀・肩髀・枯髀・股髀・肱髀・左髀・坐髀・周髀・拍髀・半髀・拊髀・撫髀・右髀・腰髀・両髀
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

