高井田古墳群(読み)たかいだこふんぐん

日本歴史地名大系 「高井田古墳群」の解説

高井田古墳群
たかいだこふんぐん

[現在地名]柏原市高井田

大和川に面した標高三〇―五〇メートルの丘陵にあり、一基の横穴式石室を除いてほかはすべて丘陵を形成する凝灰岩をくり抜いた横穴である。大きく分けて四群一四七基の存在が認められている。第三支群は国の史跡に指定されており、舟に乗った人物像、蓮華文、「大家乃ツカ」など線刻の壁画や文字があることで知られる。その他鳥を描いたものや、第二支群には騎馬人物像などもあるが、古くから開口しているため、横穴がつくられた当時に描かれた確証はない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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