高城仙次郎(読み)タカギ センジロウ

20世紀日本人名事典 「高城仙次郎」の解説

高城 仙次郎
タカギ センジロウ

明治〜昭和期の経済学者 慶応義塾大学教授。



生年
明治14(1881)年

没年
昭和9(1934)年11月30日

出生地
兵庫県神戸市

旧姓(旧名)
武田

学歴〔年〕
エール大学卒,エール大学大学院修了

学位〔年〕
経済学博士

経歴
武田仙之助の二男に生まれ、のち高城忠行の養子となる。米国で学び、エール大学、同大大学院を卒業。バチェラー・オブ・アーツ、マスター・オブ・アーツ、ドクトル・オブ・フィロソフィーの称号及び学位を受ける。帰国後、同志社教授を経て、明治44年慶応義塾(大正9年大学)教授となり、昭和9年経済学博士の学位を受け、立教大学講師も兼ねた。著書に「利子歩合論」「独逸戦後財政及び金融」「利子歩合の重要問題」「物価問題」「金利概論」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高城仙次郎」の解説

高城仙次郎 たかぎ-せんじろう

1881-1934 明治-昭和時代前期の経済学者。
明治14年生まれ。アメリカでまなび,エール大,同大学院を卒業。帰国後同志社教授をへて,明治44年慶応義塾教授となった。昭和9年11月30日死去。54歳。兵庫県出身。旧姓は武田。著作に「利子歩合論」「独逸(ドイツ)戦後の財政及び金融」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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