高島轍士(読み)たかしま てつし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「高島轍士」の解説

高島轍士 たかしま-てつし

?-1707 江戸時代前期-中期俳人
西山宗因にまなび,大坂から京都にうつりすむ。東北,北陸地方など各地を旅行し,その成果を撰集(せんしゅう)として刊行元禄(げんろく)15年各地の俳人を遊女にみたてた「花見車」を匿名で刊行し評判をよんだ。宝永4年死去。姓は一説に室賀。別号に風翁,仏狸斎,束鮒巷。編著に「黒うるり」「我が庵」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

グレーゾーン解消制度

個々の企業が新事業を始める場合に、なんらかの規制に該当するかどうかを事前に確認できる制度。2014年(平成26)施行の産業競争力強化法に基づき導入された。企業ごとに事業所管省庁へ申請し、関係省庁と調整...

グレーゾーン解消制度の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android