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高度人材 コウドジンザイ

デジタル大辞泉の解説

こうど‐じんざい〔カウド‐〕【高度人材】

高度な専門知識や技術、経験などを有する優秀な人材。特に、海外から受け入れる人材についていうことが多い。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

高度人材
こうどじんざい

科学技術や学術研究、医療、経営管理などの分野で専門的な知識や技術をもつ外国人労働者の総称。国内の資本・労働と補完関係にあり、代替することが困難な人材で、国内産業の発展や労働市場の効率化に役だつ人々。おもに、有能な外国人の受け入れに積極的な国の政府が使用している用語である。すでにイギリスやカナダでは、学歴や職歴などに応じてポイントをつけ、合計ポイントが一定水準を超えた外国人を「High-Value Migrant(イギリス)」「Federal Skilled Worker(カナダ)」として認定・優遇する制度を導入済みである。人口減少対策を迫られる日本政府も出入国管理及び難民認定法などを改正したうえで、2012年(平成24)5月から高度人材のポイント制の申請受付を開始した。
 高度人材ポイント制とは、在留資格のある外国人のうち、学歴、職歴、年収、企業内でのポスト、日本語能力などを基準に100点満点でポイントを計算し、70点を超える外国人を日本政府が高度人材と認定するものである。認定されれば、永住許可条件として原則連続10年以上としている在留期間を最短で5年に緩和するほか、入国・在留手続きの簡素化・優先処理、配偶者の就労許可、親や家事使用人の帯同許可などの優遇措置を受けられる。主要国の間で高度人材の獲得競争は激化しており、ポイント制のほか、韓国が在留期間を延長する「ゴールドカード制度」を導入し、ドイツは定住許可条件を緩和するなど、各国とも高度人材の優遇策導入に積極的である。
 2012年5月から2014年3月までに高度人材に認定された外国人の数は累計1130人で、当初想定していた年間2000人を大きく下回っている。[編集部]

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