高戸屋村(読み)たかとやむら

日本歴史地名大系 「高戸屋村」の解説

高戸屋村
たかとやむら

[現在地名]利根村高戸谷たかとや

大原おおはら村の北、片品かたしな川右岸に位置し対岸追貝おつかい村。北上してきた会津街道は当地から片品川に架かる追貝橋を渡る。近世の地方文書には高戸谷と記すものもある。利根郡に属し、寛文郷帳によると田方三斗余・畑方八〇石余、沼田藩領。寛文二年(一六六二)検地帳(高戸谷共有文書)によると、高三六一石余、うち田方一石余(反別は中田一反一五歩)・畑方三六〇石余。同一二年新田検地が行われ、四一石余(反別は畑方のみで六町五反余)が高入れされた(同年「新田改帳」同文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android